試験応援>1級土木H19B>No.1~
No.10
原価管理に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
①予定原価と実際原価を比較して実際原価が予定原価を下回った場合には,工事に損失が出ることが予測されるので,その差異の原因を細かく分析する。
②予定原価を適確に把握するには,施工中に施工条件や契約条件と異なる事態が発生した場合は,新たな条件で費用を計算するなどの措置をとらなければならない。
③実際原価を低減させるには,適正な人員配置による労務費の軽減やより良い施工方法・施工手順による生産性の向上をはかる必要がある。
④原価管理とは,工事原価の低減を目的として,実行予算作成時に算定した予定原価と,すでに発生した実際原価を対比し,工事が予定原価を超えることなく進むように管理することである。
解答例