スキルアップ技術士補H19>1-1-1〜

1-1-3 
地震時には、図−1のように水平方向の揺れによって交互に慣性力が構造物に作用する。はりと柱から或る骨組構造物がこの方を受けた場合には、結果的に図−2のようにどちらかの方向に「マッチ箱がつぶれるような」破壊(せん断破壊)をすることがある。
はりと柱で囲まれた壁の部分が、モルタルなどのひび割れが発生しやすい材料で造られていて、鉄筋などの補強もないものとする。
この壁の部分が「単純せん断状態」(せん断応力のみがはりと柱から伝えられる)にあり、ひび割れが主引張応力と直交する方向に発生するものとするならば、骨組の破壊に先立って顕著に発生するであろうひび割れは、理論上どのようなものになると予想されるか。最も適切なものを@〜Dの中から選べ。



解答例