スキルアップ>技術士補H19>1-2-1〜
1-2-2
データをネットワークで伝送する場合には、ノイズ等の原因で一部のビットが反転する伝送誤りが発生する可能性がある。伝送誤りを検出するために、データの末尾に1ビットの符号を付加して伝送する方法を考える。
付加するビットの値は、元のデータの中の値が「1」のビットの数が偶数であれば「0」、奇数であれば「1」とする。たとえば、元のデータが「1001011」という7ビットであるとき、値が「1」のビットは4個で偶数である。よって、付加するビットは「0」であり、「10010110」という8ビットを伝送する。このとき、正しいものを次の中から選べ。
(1)データの中の1ビットが反転したことを検出するためには、元のデータは8ビット以下でなければならない。
(2)データの中の1ビットが反転したことを検出するためには、元のデータは2ビット以上でなければならない。
(3)データの中の2ビットが反転した場合には、伝送誤りを検出できない。
(4)8ビットのデータの中の1ビットが反転した場合には、どのビットが反転したかを特定できる。
(5)データによっては付加するビットの値を決められないことがある。
解答例