スキルアップ技術士補H19>4-21~

4-29
シールドトンネルに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)土圧式シールド工法は、掘削土を泥土化し、それに所定の圧力を与え切羽の安定を図るもので、掘削土を泥土化させるのに必要な添加材の注入装置の有無により、土圧シールドと手掘り式シールドに分けられる。
(2)泥水シールド工法は、切羽に作用する土水圧より多少高い泥水圧を切羽に作用させ、切羽の安定を保ちながら掘削する工法である。切羽は完全に密閉され、安全性は高く施工環境は良い。
(3)覆工は、シールドトンネル周辺地山の土圧と水圧を受け、トンネルの内空を確保するための構造体である。
(4)セグメントは、シールドトンネルの一次覆工に用いるプレキャスト製の部材をいう。一般に、材質は鉄筋コンクリートまたは鉄鋼である。
(5)シールドトンネルのセグメントと地山との間の空隙(テールボイド)に充填材を注入することを裏込め注入という。

解答例