スキルアップ>技術士補H19>4-21~
4-30
山岳トンネルに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1)地山分類とは、地山評価の一手法で、定量的な因子と経験的な指標に基づいて地山を総合的に評価、分類することである。
(2)ベンチカット工法は、一般に上部半断面(上半)、下部半断面(下半)に2分割して掘進する工法である。
(3)支保工は、トンネル周辺地山の変形を抑制して安定を確保するための手段、処置およびその成果としての構造物で、標準的な山岳工法では、吹付けコンクリートを支保部材として用いない。
(4)補助工法は、その目的に応じて切羽安定対策、地下水対策、地表面沈下対策、近接構造物対策に大別される。
(5)施工中の観察・計測は、掘削に伴い変化する切羽状態および周辺地山の挙動と各支保部材の効果を把握して、設計の妥当性を検討するとともに、工事の安全性および経済性を確保するために実施しなければならない。
解答例