スキルアップ1級土木H20>No.16〜

No.34
ダム建設におけるグラウチングの施工に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
@アーチ式コンクリートダムは,堤体幅が狭く基礎地盤に作用する応力が大きいため,ブランケットグラウチングを堤敷全体に施工する。
Aグラウチングは,セメントミルクの濃度の薄いものから開始し,順次濃度の濃いものに切り替えて行う。
Bグラウチングの水押し試験は,グラウチングによる遮水性の改良状況の把握やグラウトの初期濃度の決定のため行う。
Cカーテングラウチングは,ダムの基礎地盤及びリム部の地盤において,浸透路長が短い部分と貯水池外への水みちとなるおそれのある高透水部の遮水性を改良する目的で施工する。

解答例