スキルアップ1級土木H21B>No.1〜

No.24
急傾斜地崩壊防止施設として,斜面の最下部(法尻)に擁壁を築造する場合の基礎掘削作業における安全対策に関する次の記述のうち,適当でないものはどれか。
1. 掘削は,水平方向に長く連続して施工することは避け,抜掘りのように,ブロックに分けて分断施工を行うことが望ましい。
2. 1つのブロックを掘削した場合には,放置することは避け,すみやかに擁壁コンクリートを打設して,仕上げることが望ましい。
3. 掘削は,斜面の安定に及ぼす影響が少ないため,基礎地盤の支持力が不足する場合は,十分な支持力のある地盤まで深く掘削することが望ましい。
4. 掘削法面から転石,落石のおそれがある場合には,直ちにネット,モルタル吹付け等を行い防護することが望ましい。

解答例